大阪写真月間では2004年より毎年写真についての論議を深めるシンポジウムを実施してきました。あるテーマに沿ってパネルディスカッションを行ったり、また写真作家を招いてその作品と制作にまつわるお話しを伺ったりと、年によってその方法はまちまちですが、参加した写真愛好家、写真を学ぶ学生にとって刺激的な場を提供し、関西の写真を活性化しています。


大阪写真月間2022 記念シンポジウム

「美術館における写真コレクション・中之島美術館を中心に」

2022年2月、大阪中之島美術館が開館しました。美術館には佐伯祐三の「郵便配達夫」を初めとする6000点以上がコレクションされています。そしてその中には日本最古の写真クラブである「浪華写真倶楽部」の作品を初めとする多くの写真作品も含まれています。美術館にとって写真をコレクションすることにはどのような意味があるのか、また何を基準として作品が選ばれているのかなど、美術館と写真の関係について中之島美術館館長の菅谷富夫氏、写真評論家の飯沢耕太郎氏をお招きして議論を深めたいと思います。


パネリスト:写真評論家 飯沢耕太郎氏、大阪中之島美術館館長 菅谷富夫氏
司 会:大阪写真月間代表 村中 修

開催日時:2022年6月11日(土)午後2時〜午後4時30分(午後1時30開場)
会場:中之島図書館 別館 多目的スペース3(図書館本館の東側に入口があります)
定員:先着56名様(事前お申し込み必要)
参加費:無料


第一部:
講演「美術館における写真コレクション」 飯沢耕太郎氏
講演「大阪中之島美術館のコレクションについて」 菅谷富夫氏

第二部:
パネルディスカッション「写真コレクションの展望と課題」
パネリスト:菅谷富夫氏、飯沢耕太郎氏
司会:村中 修

第三部:質疑応答


定員に達したので参加お申し込みは締め切りました。多数のお申し込みありがとうございました。
今回はコロナ感染防止のため先着56名様完全お申し込み制となっております。
同伴者・介助者を含めお申し込みをされていない方は、当日キャンセル空席がありましてもご入場頂けませんのでご注意ください。

過去のシンポジウム
2019年 シンポジウム
「空と鉄」
日  時 2019年6月8日(土)14:30~16:30
場  所 アーツホール(大阪市北区曾根崎新地2-5-23ビジュアルアーツ新館3階)
講  演 清水哲朗 (写真家)
佐々木 豊 (写真家)、下田コーイチ (写真家)、森 誠 (写真家)
参  加 約75名
2018年 シンポジウム
「写真家がゆく ―新たな視界を求めて―」
日  時 2018年6月9日(土)14:30~16:30
場  所 アーツホール(大阪市北区曾根崎新地2-5-23ビジュアルアーツ新館3階)
講  師 清水哲朗 (写真家)
モデレーター 大亀京助 (写真家)、クキモトノリコ (写真家)
参  加 約75名
2017年 シンポジウム
「写真が表すもの、写真に現れるもの」
日  時 2017年6月11日(日)14:30~16:30
場  所 アーツホール(大阪市北区曾根崎新地2-5-23ビジュアルアーツ新館3階)
講  師 ゲスト 森村泰昌氏(美術家)
聞き手 菅谷富夫氏(大阪新美術館建設準備室研究主幹)
参  加 約79名
2016年 シンポジウム
「大阪写真の都 -過去 現在 そして未来-」
日  時 2016年6月12日(日)14:00~16:30
場  所 アーツホール(大阪市北区曾根崎新地2-5-23ビジュアルアーツ新館3階)
講  師 飯沢耕太郎(写真評論家)
菅谷富夫(大阪新美術館建設準備室研究主幹)
綾智佳(The Third Gallery Ayaディレクター)
参  加 約60名
2015年 シンポジウム
「川内倫子 「写真」を語る」
日  時 2015年6月7日(日) 15:00~17:30
場  所 中崎町ホール(大阪市北区中崎西1丁目6番8号)
講  師 川内倫子氏(写真家)
タカザワケンジ氏(写真評論家)
参  加 約149名
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2014年 シンポジウム
「ポートレートの魔力」
日  時 2014年6月8日(日) 14:00~16:30
場  所 ビジュアルアーツ専門学校大阪 新館3階アーツホール
講  師 鬼海弘雄氏(写真家)
有元伸也氏(写真家)
タカザワケンジ氏(写真評論家)
参  加 約115名
2014シンポジウム
2013年 シンポジウム
「旅×写真=無限大」
日  時 2013年6月22(土) 15時―17時30分
場  所 大阪芸術大学ほたるまちキャンパス(大阪市福島区)
講  師 百々新氏(写真家)
佐伯 剛氏(「風の旅人」編集長)
司会:村中修・大阪写真月間代表
参  加 約140名
R0056691
R0056701
2012年 シンポジウム
「震災と写真」-写真と写真家ができること-
日  時 2012年6月17日(日) 13時―16時
場  所 ビジュアルアーツ専門学校 新館3Fアーツホール
講  師 小岩勉氏(写真家)
村越としや氏(写真家)
安田菜津紀氏(フォトジャーナリスト)
吉川譲氏(報道カメラマン)
司会:村中修・大阪写真月間代表
参  加 約100名

2011年 シンポジウム
10周年記念シンポジウム「大阪」-写真家によって生きられた街-
日  時 2011年6月12日(日)午後2:00―4:30
場  所 ビジュアルアーツ専門学校 新館3Fアーツホール
講  師 写真評論家 飯沢耕太郎氏
写真家 森山大道氏
写真家 百々俊二氏
写真家 妹尾豊孝氏
参  加 約200名
symposium2011a

symposium2011b

2010年 シンポジウム
「いま、写真集を考える」
日  時 2010年6月20日(日)
場  所 ビジュアルアーツ専門学校 新館3Fアーツホール
講  師 蒼穹社代表 太田通貴氏
参  加 約100名
2009年 シンポジウム
「横須賀からひろしまへ 写真家石内都氏の作品をめぐって」
日  時 2009年6月21日(日)
場  所 ビジュアルアーツ専門学校 新館3Fアーツホール
講  師 写真家 石内都氏
写真家 百々俊二氏
参  加 約180名
2008年 シンポジウム
「デジタルフォトと写真表現」 (日本写真芸術学会と共催)
日 時 2008年6月8日(日)
場 所 ビジュアルアーツ専門学校 新館3Fアーツホール
内 容 講 演
「デジタルフォトの現在」 写真家 BOCO塚本氏
「作品 binranを語る」 写真家 瀬戸正人氏
「デジタルフォトに思うこと」 写真家 吉川直哉氏

パネルディスカッション
原直久氏
瀬戸正人氏
吉川直哉氏
BOCO塚本氏

参 加 約250名
2007年 シンポジウム
「写真の国際交流を考える 東アジアの写真―韓国・中国」
日  時 2007年6月3日(日)
場  所 ビジュアルアーツ専門学校 新館3Fアーツホール
内  容 第一部 講演 講師 写真家 柳銀珪氏

第二部 座談会 柳銀珪氏、戸田郁子氏、吉川直哉氏
※シンポジウム連動写真展 柳銀珪「変わるものと変わらないもの 青鶴洞」
ビジュアルアーツギャラリー6月3日―6月9日

参  加 約150名
2006年 シンポジウム
第5回記念 写真家 森山大道氏講演会
日  時 2006年5月19日(金)
場  所 ビジュアルアーツ専門学校
新館3Fアーツホール
内  容 第一部 講演
講師 写真家 森山大道氏

第二部 対談
写真家 森山大道氏、写真家 百々俊二氏

参  加 300名
2005年 シンポジウム
「同時代人としての安井仲治」
開催日 2005年5月29日(日)
場 所 ビジュアルアーツ専門学校 新館3Fアーツホール
講 師 写真評論家 飯沢耕太郎氏
ギャラリスト 綾 智香氏
参加者 約180名
2004年 シンポジウム
「関西における写真集の現在」(日本写真芸術学会との共催)
開催日 2004年5月29日(土)
場所 ビジュアルアーツ専門学校
新館3Fアーツホール
内容 第一部 「デジタルで作る写真集」 講師 大伸社 小林章夫氏
第二部 「関西で写真集を発行した写真家4人の体験談」
パネリスト
写真家 有野永霧氏
写真家 太田順一氏
写真家 妹尾豊孝氏
写真家 百々俊二氏第三部

講演「写真集でみる関西の写真家たち」 講師 写真評論家 飯沢耕太郎氏

参加者 約180名